2011年3月29日火曜日

任務終了!

救急コーディネーター
伊達 由和

皆さん、お久し振りです!6日間の救援活動が無事に終了しました。
今、思えばあっという間の日々でした。
壊滅した街・未だに行方不明者の方・余儀なく避難生活を強いられてる方など、現実とはかけ離れた現状。その状況で、被災者の方々の身体・心の癒やしが出来たのかは評価しがたい。
各地救護活動を任されたチームとしては、少しでも被災者の為にと精一杯の愛情を注いだと信じてます。
そして、みんなの笑顔がパワーとなり、今後の復興の力になって貰えれば・・・あと何十年かかるかわからないが、被災者全ての方に幸ある笑顔がでた時に、今回の活動が実になったと感じたいと思います。
最後に、被災者の皆さん!先は長いが、諦めずに前を向いて一歩一歩と歩んで行って下さい。
みんなに、幸あれ!
大隅鹿屋病院 災害救護
第2陣 チーム一同

2011年3月26日土曜日

大船渡より

岩手県大船渡の周囲風景です。全てを壊滅させる津波の恐怖が伝わりましたか?

2011年3月24日木曜日

大船渡で、24時間無料診療所にてT-MAT活動中

岩手県大船渡より
看護師 
ICU勤務  猪之俣 智幸
お疲れ様です。
現在、岩手県 大船渡の避難所にてTーMAT活動しております。ここは震災から10日以上たつ今でもたびたび震度4を超える揺れに驚いております。 自分が活動している避難所は電気、水道が繋がりだいぶ安定した寝泊まりが出来るようになっています。その中で仮設診療所を立ち上げており、24時間無料外来診療を行いながら、周辺避難所の巡回診療を行っています。限られているスタッフ数で何とか頑張ってます。「頑張れ!大船渡!」とガムテープに書いてジャンパーに貼り付け活動してます。
応援よろしくお願いします。

第2陣報告

岩手県大船渡地区へ移動中より
看護師
救急コーディネーター 伊達 由和
おはようございます。
現在、伊達は仙台徳洲会病院:救外から移動中で、岩手県の大船渡地区に【約3時間】かけて向かっています。
大船渡地区は、現在、猪之俣看護師が救援活動で奮闘している地域です。
ライフラインのほとんどが機能していない状態で、仲間の状況がわかりませんが、わかり次第報告していきたいと思っております
他のスタッフも、頑張っているはずです。
T-MATから追加派遣された、大隅鹿屋病院の島元さんと、本日合流しました。
本日も、厳しい環境の中ですが、医療救援活動に全力を尽くします。

2011年3月23日水曜日

第2陣報告

仙台より
看護師
救急コーディネーター 伊達 由和
皆さん、お疲れ様です。
本朝、6時30分から大隅鹿屋病院を含む徳洲会グループ病院から派遣されたT-MAT隊員は、全体ミーティングからスタートしました。
そこで、救護場所の配置が発表され、各自別々の救援地域の活動となりました。
今井先生は、本吉地区・伊達は、仙台徳洲会病院救外・猪之俣は、大船渡地区、久保さん・山元さんは、仙台徳洲会病院待機と指名を受けました。
本日のみの指示で、明日以降は現時点では未定との事、一日中写真とる暇もなく救援活動に追われました。。(決まり次第、発表があるようです)
色んな意味で緊張と忙しさで、時間が過ぎていきます。
先の予定をたてられる状況ではありませんが、何とか頑張っていきます。
明日も、早朝からの活動が待っっておりますので、本日は失礼します。

第2陣報告


仙台徳洲会病院にて
看護師
救急コーディネーター 伊達 由和
先程、AM3:00に、仙台徳洲会病院に到着しました!
暗くて、周りの状況がまったくわかりません。
余震は、今の所感じません。
今から少し睡眠を取り、夜明けの5時30分起床予定となってます。
今後、出来るだけ現地の様子を、このブログにてお伝えしていきます。

2011年3月22日火曜日

第2陣報告Vol�

神奈川付近の高速道路走行中にて
看護師
救急コーディネーター 伊達 由和
只今、神奈川付近の高速道路をドクターカーにて走行中!
節電の為、周りは暗いです!今は、仙台徳洲会病院に向かってます!到着予定は、朝方2時か3時位に到着予定ですが、T-MAT本部より朝7時に集合と言われました!何時間かは、パーキングで時間調整する事になりそうです。

第二陣現状報告

愛知県豊田市にて
看護師 
救急コーディネーター 伊達 由和
今回、東北地方太平洋沖地震に第2陣として昨夜21時に大隅鹿屋病院の皆さんにエールを贈られつつ、出発式と共にドクターカーで出動しました。
メンバー【今井 雅治医師・伊達 由和看護師・猪之俣 智幸看護師・事務兼ドライバー久保 公男・山元 大作】途中、垂水温泉病院よりミネラル飲料水を多量にご提供頂き、現地に配給する使命も受けました。
そのまま、ドクターカーを走らせ国分インターより高速に乗りました。非常に長旅(24時間後着予定)にはなりますが、覚悟の上で向かいたいとチームが一丸となって、陸路被災地へ向かっております。現在は、草津方面へ進行中です。
今後、被災地に近づくにつれて、電波状況が悪くなる可能性があります。出来る限り現状報告をしていきますので、宜しくお願いします。
大隅半島の人達の気持ちと、大隅鹿屋病院の看板を背負って、1人でも多くの被災者の心と身体を癒やしてあげられればと思ってます。
写真は15時,豊田市パーキングにて被災地が場所により降雪、路面凍結状態が続いているとの情報にて、車のタイヤをスタッドレスタイヤ(スノータイヤの一種)に交換しました。

2011年3月21日月曜日

ドクターカーと共に、第2陣5名が被災地へ

東北地方太平洋沖地震災害第2陣出発式

3月21日(春分の日) 17時30分 T-MAT(徳洲会医療救援隊)本部より出動要請有。
第2陣で派遣予定の職員5名救急召集。
(医師1名  看護師2名   事務2名   計5名)
21時から大隅鹿屋病院での出発式を終え、ドクターカーと共に陸路、被災地:宮城県仙台市に
出動しました。

画像 020            第2陣派遣 隊員名は、以下の通りです。
            大隅鹿屋病院
            医  師  今井 雅浩  (いまい まさひろ)
            看護師  伊達  由和  (だて    よしかず)
                          猪之俣 智幸 (いのまた ともゆき)
            事務兼ドライバー    
                          久保 公男     (くぼ    きみお)  
                          山元  大作    (やまもと  だいさく)

今回、出発前に現地TーMAT事務局より被災地路面凍結及び道路状況が悪いとの情報。
ドクターカーをスタッドレスタイヤ(スノータイヤの一種)に、はき替えて現地入りする事となり、急遽地元鹿屋市にあるガソリンスタンド会社、樋渡石油様の協力にて名古屋市内でタイヤ交換する事で調整出来ました。
又、垂水温泉病院の池田 浩院長から被災地の方々へ、ミネラル飲料水(20L入:30箱)を届けて頂きたいとのご依頼がありました。21時すぎに大隅鹿屋病院を出発した隊員とドクターカーは、垂水温泉病院の善意を被災地の皆様方へ届けるため、垂水温泉病院にてミネラル飲料水を積み込み、陸路・仙台市へ。
仙台市へは、ノンストップで約24時間程度かかる見込みで、到着後はT-MATの指示でドクターカーを使っての、仮設診療所として活動する予定です。  画像 017
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    有村救急コーディネーターより、隊員の紹介            利光副院長より激励の挨拶

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                 5名の隊員は21時すぎ被災地に向けて、陸路出発

 携帯電話通話可能地域が広がってきましたので、第2陣の活動報告は現地隊員から直接、携  帯電話のメールを介して、この看護部ブログ「ナースの日誌」に投稿し、随時更新していきます。

3月23日(水) T-MAT東京本部と被災地のT-MAT隊員及び機材・物品搬送要員として、以下の隊員を追加派遣しました。
            事務兼ドライバー  
          島元 昭弘    (しまもと  あきひろ) 

東北地方太平洋沖地震 災害派遣第1陣帰還


3月14日(月)、T-MAT(徳洲会医療救援隊)として被災地へ出動した大隅鹿屋病院の看護師
2名が、19日(土)に各報道局・新聞社等の取材陣と、大隅鹿屋病院の職員が出迎える中、一週間 の医療復興支援活動を終え、帰還しました。

P1000232               帰還した向かって左より、城井隊員、渡会隊員          

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  金本副院長他、職員で出迎え

     KYT(鹿児島読売テレビ)の取材

 

城井隊員からの活動報告
3月14日
13時頃、T-MAT本部より大隅鹿屋病院へ2名の看護師派遣要請あり。
16時30分 大隅鹿屋病院出発。
鹿児島空港19:20分発   T-MAT東京本部着22時30分。
打合せ後、救急車3台に分乗し、仙台徳洲会病院へ出発。
3月15日
仙台徳洲会病院6時40分着。
宮城県対策本部にて現状説明受けるも、避難者人数、避難場所等、通信手段断絶のため把握出来ないとの事。
早速、渡会隊員は仙台徳洲会病院のER(救急)の支援、城井隊員は現地での支援の支持。
電気、水道、携帯電話不通。(唯一の通信手段は、持参した衛星電話のみ)
3月16日
渡会隊員:引き続きER(救急)対応
城井隊員:9時30分・救急車にて、山形徳洲会病院へ3名の透析患者様搬送(入院となる)
       帰り、山形徳洲会病院の手術機材及び物資搭載し、15時30分仙台着
       到着後、消化管出血患者様を仙台大学病院まで救急搬送。
3月17日
6時30分からミーティング。 
渡会隊員:気仙沼市:階上地区にて仮設診療所(電気なし・水道なし・携帯電話不通:衛星電話のみ可)
       にて活動。(嘔吐・下痢・インフルエンザ症状患者様多数)
城井隊員:大船渡地区にて仮説診療所(電気あり・暖房なし・水道なし・携帯電話不通・衛星電話       のみ可)にて活動。(巡回診療実施)
       仙台へ22時戻る。
3月18日
渡会隊員:気仙沼市:階上地区にて、米国医療チームと医療救援活動。
城井隊員:T-MAT本部の医薬品、物資の仕分け作業。
18時:両隊員は東京のT-MAT本部へ出発。
3月19日
T-MAT本部にて活動報告及び引継ぎを終え、鹿屋へ帰還。

渡会隊員からの活動報告
被災地のライフラインは絶たれ通信手段もないため、救急はすべて飛び込み、その場で受入れを判断する状況でした.内容としては、地震や津波で受傷され病院に行く事が出来ず、避難所で2~3日過ごされた方をはじめ、震災後の片付けなどで転倒し受傷された方、又、精神面からくるめまいや嘔吐・下痢などが多かった。さらに、慢性期の患者様で薬が津波に流されたり、かかりつけの病院での処方が困難な方の、急性憎悪も多く見られました。
階上中学校でのT-MAT仮設診療所では、避難者の診療を行ないました。診療所といっても薬は家庭用置き薬程度しかなく、その他の物資もかなり乏しいものでした。その中でみんなで知恵を出し合い、割り箸を舌圧子やセッシがわりにしてみたり、点滴ルートを切って工夫し吸引チューブ代わりに使用したりと、一喜一憂しながらの診療でした。
インフルエンザ疑いの発熱で受診される方も多く、アウトブレイクを防ぐため発熱外来を設立し、精神面に配慮しながら、隔離出来るようにしました。
又、避難所の中には集団生活が嫌ということで、車の中に泊まる方もいらっしゃったため、夜間の巡回を実施しエコノミークラス症候群の予防指導も行ないました。
今回、T-MATの一員として活動して感じたことは、被災者の方々は未曾有の被害にあわれたにも関わらず、みんなで協力し合いながら生きようと必死に前を向いておられた。
しかし、現在は「生きる」という目標で気力を保っているが、これから復興に向けて現実を目の当りにするにつれて、精神的なサポートが必要になってくると思う。又、今回の震災では被害が広範囲に渡り、復興もかなり時間がかかると予想されます。急性期だけではなく、医療分野での復興支援も視野に入れて支援が必要になってくると思います。

本部打合せ T-MATミー

TーMAT本部にて打合せ

各医療救援地域でのT-MAT隊員のミーテイング

T-MAT 仮説

階上中学校の一部にて、T-MATの仮設診療所開設

 
被災診療所 CT

被災浸水した病院の診察室

  浸水した医療機器(CTスキャン)

時計 被災車

地震発生時刻に止まった時計

 
画像 117 食事

全国の徳洲会グループ病院の
救急車が被災地へ集結中

T-MAT隊員:暗闇の中での食事


2011年3月15日火曜日

東北地方太平洋沖地震災害派遣出発式


今回,未曾有の大地震の医療救援に当院の看護師2名が、T-MAT(徳洲会災害医療協力隊)の第2陣、大隅鹿屋病院からは第1陣として、東北地方太平洋沖地震災害派遣隊員として被災地へ
の本日出発派遣が、3月13日昼すぎに急遽
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隊員名は以下の通りです。
大隅鹿屋病院 看護師
    城井 秀一(きい しゅういち) 外来勤務
    渡会 雄也(わたらい ゆうや)手術室勤務
早速、2名の隊員は荷造りの為、一時帰宅。
その後、16時から当院玄関前にて出発式が行なわれました。

出発式では、KYT(鹿児島読売テレビ)・南九州新聞社の取材が入り、井戸院長、重田看護部長、坂口事務長をはじめ各部署の職員が集合し、有村救急コーディネーターより隊員2名の紹介から始まり、院長の激励の挨拶で締めくくりました。    

                                                                                                      向かって右より城井隊員・渡会隊員

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有村救急コーディネーターより、隊員の紹介

 

KYT(鹿児島読売テレビ)の取材

 
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井戸院長より激励の挨拶

     

     

急ぎ、2名の隊員は19時20分鹿児島空港発~羽田空港で東京のT-MAT本部へ集合し、第2陣本隊と合流し被災地へ向かう予定となっています。
今後の活動報告は後日させて頂く事とし、今回の東北地方太平洋沖地震に被災された皆様方に心からお見舞い申し上げ、一日も早く復興されます事をお祈り致します。

2011年3月1日火曜日

元気いっぱい、「鬼は外・福は内」

看護師子育て支援
24h保育所「チャイルドハウス・ひまわり」より節分の話題が届きました

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手作り鬼のお面で、はい、チーズ!!
泣いて笑って、元気いっぱいです

2月3日は節分でした。
大隅鹿屋病院の24h保育所「チャイルドハウス・ひまわり」でも、恒例の豆まきを行ないました。
子供達は「♪鬼は外・福は内♪」と、「♪豆まき♪」の歌を歌って元気いっぱい!!
紙芝居を見終えた後、自分たちで作った鬼の面を着けて豆まき(新聞紙で作った紙ボール)をしていると、突然、鬼たちが登場!
子供達は、びっくりして保育士の後ろに隠れたり、あまりの怖さに大泣きしたり。鬼さんたちが帰るとホッとして笑顔に戻り、また元気いっぱいになって豆まきを再開しました。
今年一年、子供達が健やかに過ごせますように。

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手作り鬼お面と、豆の代わりにカラフルな紙ボールで、はい、ポーズ!!
            

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怖い、怖い鬼さん達の登場!!

IMG_2683 IMG_2686                             
                                    逃げろ!逃げろ!