2012年6月30日土曜日

大隅鹿屋病院に入職して、1年が経ちました。

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看護部 159

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                                                                                      大隅鹿屋病院 3階西病棟
                                                                       看護師  上村 由美

  当病棟は、障害者病棟で全ての診療科を対象として、長期的に医療密度の高い患者様を援助しています。7割以上が日常生活自立度のBランク以上の方々で日常生活援助を必要とする方々が療養生活を送られています。中には呼吸器管理の患者様もいらっしゃいます。

※日常生活自立度のBランクとは。
屋内での生活は、何らかの介助を要し、日常もベッド上での生活が主体であるが、座位は、保つ事が出来る患者様。

※日常生活自立度のCランクとは。
日中ベッドで過ごし、排泄・食事・着替えにおいて介助を要する患者様。

看護体制は、10:1で形成され、看護師16名・准看護師7名・看護助手4名で看護しています。
7:1を目標にしていますが、現在でも協力的な笑いの絶えない病棟で、とても働きやすいです。

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写真撮影時はカルテ記入ですが、    患者様一人ひとりに合った   呼吸器管理患者様の入
7月1日より電子カルテになります。   注入食の準備をします。        
浴前のフォローです。

 1年前に、実務年数だけを重ねているだけじゃないかと悩み、分からない事を素直に聞けるのは、今しか無いのでは・看護師としてスキルアップしたい・娘に誇れる仕事をしたいと思って、当院に入職しました。
中途採用でも、プリセプターが指導員として分からない事は、教えてくれます。
私生活でも、お互い野球のソフトバンクホークスが好きで、話をしたり、家族ぐるみで良くして貰っています。(因みに、野球は詳しくありません。ただ、ドームで応援している雰囲気で、好きになっちゃいました。笑)他の先輩方も質問しやすい環境を作ってくれているので、安心して働けます。研修や勉強会・一年目は、同期と里親の宿泊研修もありました。
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その中でも、ラダー研修は、今の自分に必要な知識を得ることの出来るプログラムになっているので、勉強になり、糧になっています。なので、新入職員もですが、中途採用の看護師も不安を取り除くことが出来る病院だと思います。今後も、入職してきたときの気持ちを忘れないようにして、心に届く看護を提供出来るように日々、努力していきたいと思います。
img_2logo-trans  看護研究の為、看護協会の研修を受    けに行きました。ソフトバンクホークス
  のように、ブイブイ頑張っていきます。


最後に私事ですが、4月に東京ディズニーランドに行って来ました。
本当に夢の世界で、powerを貰いました。たまには、自分へのご褒美も良いものです。

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華やかなパレードの後に、食事をしました。なんとミッキーがテーブルまで挨拶に来てくれました。

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       東京ディズニーランド・浅草・東京スカイツリーと東京三昧の旅行でした。
     この旅行で貰ったpowerを、看護師としてのスキルアップの糧としていきます。

2012年6月22日金曜日

大隅鹿屋病院:透析室です!

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                                                             大隅鹿屋病院 透析室
                                                                     師長  桑俣 修一

  当院の透析室は看護師15名、臨床工学技士11名(内:常時3名が透析室勤務)の元気なスタッフで、透析患者様の透析治療から自宅での生活指導まで、チーム一丸となって取り組んでいます。

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男性スタッフがいない間に、集合写真!
  
  
当院の大きな特徴としては大隅半島で唯一心臓血管外科の手術が行える施設であり、大隅半島は勿論、県外からも沢山の患者様が紹介され当院を受診されています。

透析室も例外ではなく、心臓外科手術は勿論、その他の検査や治療で様々な患者様の透析を行っています。その為、透析室看護師は他施設とは違った急性期の透析から維持透析、時には特殊な血液浄化にも対応できる知識と技術を身につけなければなりません。

透析室ってただでさえ特殊な薬剤や機材を使って難しい治療をする所?ってイメージがあるのに・・・。特殊な治療や急性期の透析にも対応しないといけないの・・・。って不安を感じるかもしれませんが、大丈夫です!当院の透析室では未経験者、経験者を問わず、新入職者の方が一人前になるまで親切丁寧にプリセプターが指導します!

  現在は7月から稼働される電子カルテに向けて、皆で猛勉強中です。

皆で勉強中IMG_3055             電子カルテ用パソコンの前で、余裕?の笑顔

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           ベテランも新人も、電子カルテ導入に向けて必死です。

          透析室に興味のある方の見学は、大歓迎です。
                是非、ご連絡下さい。

2012年6月12日火曜日

3階東病棟(外科・歯科口腔外科)紹介

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             大隅鹿屋病院 3階東病棟
                           師長  大野 緑

 こちらは、消化器・口腔・呼吸器外科・消化器内科の急性期病棟です。
看護師21名・准看護師6名・看護助手5名のスタッフで、頑張っています。
若いスタッフが多く、とっても仲良く明るく元気な病棟です。
「ともに学び・ともに育つ」を胸に、業務に奮闘する毎日です。

       朝の申し送り時間はこんな感じ・・・緊張する?        動画image1
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                  (写真をクリックすると、拡大します。)

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  新たな仲間を5名迎える事が出来たので、これから小出しに紹介していこうと思います。  まずは、白衣姿が麗しい中牧麻衣子さん(写真左側)からの紹介です。                     
  彼女は、当院の総務事務さんからの転向でナース界に来てくれました。

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  優しく、しかしながら命を預かる大切な仕事の厳しさを、先輩ナース達が指導していきます。ありがとう動画

{事務職から看護の道へ転職しました}

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  こんにちは!今年4月に、入職しました中牧麻衣子です。
 元々 大隅鹿屋病院の総務課で事務員として5年ほど勤務しておりました。
 「事務員からなぜ看護師になろうと思ったの?」とよく聞かれます。
私が 看護師になろう と思ったきっかけは 交通事故の第一目撃者と111111なった時のことでした。
警察に通報したものの痛いといわれている負傷者の方に何もすることができず…困っていると 通りがかりの看護師が応急処置をしてくださいました。
私は 病院で働いているのに何もできなかったことを悔しく思い私も看護師になり人の役に立ちたいと思ったのです。その時 すでに25歳。
両親に看護学校へ進みたいと相談しましたが 猛反対…。
説得を続け なんとか入学することができました。
しかし 、勉強することから数年も離れていたため 始めは勉強の仕方すら忘れており…。
毎日勉強…周りは20歳前後の学生ばかり。とても苦労しました。
なんとか3年通い続け無事卒業することができました。
反対していた両親が卒業式の日に“よく頑張ったね”と一言。        (総務課時代:人事 ・給与担当)
その言葉がとてもうれしかったのを今でも覚えています。

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               2008年大隅鹿屋病院20周年記念に、スペシャ   2005年健康祭で、佐多産のマンゴーシャーベルゲストのビリーバンバンと記念写真         ット販売担当。本当においしかったです。
                  総務課時代の良き思い出です       
2012年 4月1日
3階東病棟へ配属と言われ とても忙しそうで正直…怖そうなイメージもあり不安でいっぱいで入職しました。実際 急性期病棟であるため毎日 入退院やOP件数も多く 先輩方の後をついてまわるので精一杯。
てんてこ舞いの毎日です。
しかしスタッフの皆さんは 明るくて優しく美しい方ばかり!!毎日笑い絶えない病棟です。
忙しい中 「困ってることはない?」「悩みはない?」「元気ね?」「大丈夫?」と 分からないことだらけの私に親切に声をかけて下さいます。
本当にありがたいことです♪

222写真掲載にあたって、スタッフコメント
誰かブログに参加しませんか?バックショットで構いませんよ~!と訪室してみたところ・・・・
患者様から「顔を出さん?顔を出してくれんかよ。帰ってからが楽しみじゃ。」
ブログに写真掲載が決定し、美女を囲みうれしそうな笑顔満開のメンズたちなのでした。

im動画4270看護師として働き出し 2ヶ月が経ちました。
知識・技術不足のため戸惑いながらですが なんとか先輩方にフォローして頂きながら勤務しています。患者様とコミュニケーションを交わしたり 元気になっていかれる姿を見ると とてもうれしい気持ちになり 看護っていいなと思うことが多々あります。
                             患者様からの“ありがとう”の一言と笑顔は 私の元気の源です。im動画271
しかし その反面 私は看護師に向いているのだろうか?と悩んだ時期があります。
人の命を預かるということの責任の重さ。
時には急変やお亡くなりになられる方もいらっしゃいます。
人の死生観についてとても考えさせられました。患者様の人生の一部に関わるということ…その方の残された人生の中に自分が看護していること。
そのように考えると 心をこめて看護を提供しなければならないと考えます。自分がそのような立場になった時どのように感じるか どのようにして欲しいか 常に考えるようになりました。
100%相手の立場になって物事を考えることは難しいと思いますが 少しでも近づけるように日々 努力していきたいと思います。

2012年6月8日金曜日

訪問看護ステーション「花みずき」ブログ⑩

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大隅鹿屋病院 訪問看護事業所は6月1日をもって、訪問看護ステーション「花みずき」として生まれ変わりました。
今後も、大隅半島唯一の心臓血管外科を有し、救急医療・高度先     進医療・予防医療など、大隅半島全域の医療を担う大隅鹿ico_hanamizuki_6屋病院     と連携しながら、患者様・ご家族をサポートしていきます。
     今後とも宜しくお願い致します。
                        「花みずき」スタッフ一同

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  「母の日」のブログ

   
        訪問看護ステーション 「花みずき」
            訪問看護師 西門 美津江



 今年3年目の訪問看護勤務になります。
今回のブログでは、「母の日」について書いています。車で移動する時、たくさんの花や新緑が見られる5月は、ついつい車を止めて花を見ていたい気分になります。花を見ていると心が癒されます。私は、1年中で5月が1番好きです。

5月の第2日曜日は、母の日です。母の日は、日の頃の母への苦労を労り、母への感謝を表す日で、カーネーションの花を送ります。皆さんは、カーネーションの花言葉は、知っていますか?
カーネーションの花言葉は、熱愛、情熱だそうです。
昔、十字架にかけられたキリストを見送った聖母マリアが落とした涙から、生じた花だとも言われております。日本の場合は、母の日が普及した当初は、造花だったそうですが、現在は、生花が多いです。の他に、ピンクオレンジなども人気です。

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  患者様・ご家族の不安や悩みを解決するために、訪問
 看護師として”出来る支援”を、毎日考えています。

  
   私にも、82歳になる母がいます。39歳で夫を病気で亡くし、私達兄弟3人を育ててくれた母は、定職もなく土方や食鳥に行き私達を育ててくれました。
肩や手が痛いときは、針灸に行き、疲れが強い時は、目まで腫れたこともありました。
今は、元気に兄と暮らしています。耳が聞えにくくなり、補聴器を買ったのですが、付けることが面倒くさいと付けないので大きな声で話をしないと聞えません。白内障の手術を右目だけして、左目の手術はしなくて良いと勝手に自分で思っています。
腰痛もあり、「菜園は無理せず少し作ればいいよ」といっても、1年中、野菜、芋など作って、収穫時期は、持ってきてくれます。また、芋団子も近所の方と一緒に作り持ってきてくれます。
来たときは必ず、玄関のピンポンを3回以上鳴らし、出ないとドアを叩き、開けようとします。
なので、孫からは、うるさいと苦情が来ています。こんな母ですが、たいへんな想いをして育ててくれた大切な母です。病気になったときは、自宅で、ゆっくり看てあげたいと思っています。
仕事をしている今は、なかなか実家に帰れず、電話で用事を済ませることが多々あります。できるだけ、顔を見に行こうと、思っています。

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image.jpg9 写真のカーネーションは、利用者さん宅で撮影させて頂きました。
86歳の寝たきりの旦那様を84歳の奥様が1人で介護をされているお宅で、遠くに住んでいらっしゃる1人娘さんから、母の日に送ってきたものです。
今もきれいですが、届いたときはお花はもっと、たくさん咲いていたそうです。
毎日お水をやって、枯れた花は1つ1つ摘んだため、花数が減ったと言われていました。
遠くに住む娘さんの老々介護をされていらっしゃる母への想いと、届けられたカーネーションの花を大事にし、日当たりのよい窓辺に置き、毎日水をかけていらっしゃるお母様の想いが、伝わってきました。

 在宅で介護するということは、先の見えない介護に対する不安・戸惑いの中、ストレスも大きいと思います。また、遠くに住まれている娘さん息子さんたちも介護を手伝ってあげたいけどできないというつらい心境にあります。そんな思いに応えられるよう私達訪問看護師は、専門的な知識と的確なアドバイスを行い、医師、他職種と連携を図り、本人ご家族が、安心した生活を送っていただけるよう日々自己研鑚したいと思います。