2012年10月19日金曜日

新人看護師の成長を楽しみに!                  教育担当者の6ヶ月フォロー研修

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                                看護部教育委員長
みなさん ど~もですぅ。 v(~。~)v           集中治療室(ICU) 
早いもので、新卒看護師が入職して半年が過ぎました。            師長  藤安 友子                                                           私達の病院では、平成24年4月1日に6人の新卒看護師が仲間に加わり、それぞれ急性期病棟の忙しい中で、悪戦苦闘しながら頑張っています。
                        (写真をクリックすると、拡大します。)

P1000831  今回9月末に、教育担当者6ヶ月フォロー研修を実施しました。
  この研修の中で、新人看護師の現在の進捗状況や目標到達  度に  添った評価など各部署が報告し、あわせて情報交換も  行いました。

 この会を開催する前に、新人看護師の6ヶ月フォロー研修を行  い、その1週間後実地指導者の6ヶ月フォロー研修を行い、ま  た、その1週間後に、この教育担当者6ヶ月フォロー研修を行  いました。それぞれの意見を次の会に書面と口頭で追加補足  しながら報告し、話し合い・グループワークの内容がそれぞれ  の立場の人たちに活かされていくようなシステムにしています。
 そして、教育担当者研修が終わった後には、師長会でこの全  ての研修内容を伝達、看護部の全責任者に新卒看護師の現  状や院内新人教育の状況を伝え、十分把握した上で、同じ目  標を掲げ、統一した指導方法を取り組んでもらえるようにとの意 図があり、行なっています                     
  6名の新人看護師 fight!         

 
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    教育担当者による6カ月フォロー研修で、新人教育の内容について熱く語りました。              各部署の垣根を越えて、病院全体で新人看護師を応援します。

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振り返り新人看護師の、初々しい熱い眼差しに応えるようサポートします。

自部署だけでは、経験できない処置などを部署の垣根を越えて、他部署で経験・研修できるようなシステムも取り入れ現在進行中です。
この日も、新卒看護師の提出した日々の振り返りレポート                                 クリックで拡大
の内容を読み返し、指導内容・方法の検討や成長段階の把握などを行い、グループワークでも教育をどうしたらより良いものになるかをアツ~く語り合いました。指導方法にシャドー研修やローテート研修を取り入れたらどうだろうか!?などなど語り尽くせない様子でした。

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 現在6人は、自分ひとりに任され る業務の内容も増え、不安  な思いも感じつつも責任感とやる  気がそれに勝っているため か、いきいきと頑張っています。
 私達先輩はみんなで応援しながら、個々の成長を楽しみにして 
います。動画image1動画image1image334263         【ちょこっとMEMO】
平成22年4月から新卒看護師への卒後研修が努力義務化された時から、当院も厚生労働省のガイドラインに沿って少し教育体制を変更しました。
当院の新人看護師の教育体制について少し、お話させていただきます。
入職してくる新卒看護師1名に対して、配属部署から実地指導者が1名ずつ任命され、その実地指導者の上に部署ごとに1名の教育担当者を配置するようにしています。
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実地指導者とは、日常的な業務内容から、相談相手、メンター的なことまで、関与していきます。プリセプターのように日々の業務を常に一緒に行う事はできませんので、部署全体で育てていこうというスタンスで望んでいます。
実地指導者ばかりに負担がかかってしまってはいけませんので、新卒看護師の技術的なことやメンタル面のフォローアップばかりではなく、実地指導者の相談役になるように、教育担当者を配置し、、フォローアップ体制を敷いています。
いまは部署全員で新卒看護師の育成に関われるような、環境作り・体制作りを目指して頑張っています。

訪問看護ステーション「花みずき」ブログ⑫      田の神さぁ(たのかんさぁ)

動画赤とんぼP1010438image4CAPWLCIJ 秋の気配もだいぶ深まり朝晩寒くなってきましたが、
皆さん体調を崩されたりはしていないでしょうか?                                              訪問看護ステーション
稲穂も黄金色に輝いてとてもきれいです。                           「花みずき」稲刈りをしている姿も見受けられる、今日この頃です。           訪問看護師訪問中車を運転していると、このような美しい光景に出会います。         樋脇 真由美  美しい光景をみると心が和みますね。仕事中ですが、少し得をした気持ちになります。illust246079_thumb

そして訪問中には、縁を感じる出会いもあります

今日は訪問の行く先々で出会った、体は小さいですが懐の大きい方々のご紹介をしたいと思います。

(写真はクリックすると、拡大します。)

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 写真をみてお気づきの方もいらっしゃいる  かと思いますが、そうです、田の神こと鹿  児島では田の神さぁ(たのかんさぁ)と呼ば  れ古くから親しまれてきた神様です。

 田の神さぁは、冬は山の神となり、春は、  里に下りて田の神となって田を守り、豊作  をもたらすと言われ、18世紀はじめ頃より  作られ始めたそうです。鹿児島では噴火・  天災などが原因で不作が続いたようで、  そのような中で豊作を願って、農家の方々 もしくはその地域に住む方々のよりどころと して建てられたようですね。   P1010420

              
大隅鹿屋病院が建てられる前は、この周辺一帯のどかな田園地域でした。
そのなごりで、今でも病院から「田の神さぁ」が見守ってくれています。

手にはお椀を持ち、たすきの後ろには稲穂がついています。
 
毎朝見るたびに、今日もご飯が食べられて有難うございます。と感謝したくなります。
その古き良き伝統が今でも続き、田の神さぁの前には焼酎や花、榊などが今でも手向けられています。
地域の方々に愛されて続けている事が分かる光景です。

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       田の神さぁが工事の安全を見守って下さる中、隣の敷地で大型重機による
                新病院建設:基礎工事が始まりました。

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  新病院は、平成26年6月完成予定
    (地上9階:地下1階建て)
 
 屋上にはヘリポートを設置し、ドクターヘリに対  応する計画です。
 光や風を施設内に取り込み、快適な療養環境  を提供できる設計となっています。

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田の神さぁだけでなく、集落や部落と呼ばれるところには氏神様と呼ばれる祠もたっています。

ううう

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あああ  このような神様方は雨の日も、風の日もじっと佇んで、そこにすむ人々の安全や健康を願い、ずっと見守られてきたのですね。何代先のご先祖様から見守られてきたのでしょうか。私の祖父の家には、氏を守ってきた祠がたっています。祖父は、毎日榊をもってお参りに行きます。宝くじを買ったら、何度も手をすり合わせながらお参りをする祖父の姿は、お参りというより、もはや鬼気迫るものを感じ、独りで笑っている孫の私です。
そのような祖父の姿をみているからでしょうか、道端にひっそり佇んでいる神様をみると懐かしい人にあったような気持ちになり、ついつい心の中で話しかけてしまいます。「神様は、今までどんな人に出会ってきましたか?不作の時は大変な事もあったでしょう。
そのときはどのようにして切り抜けたのですか?これからも何事もなく穏やかに暮らせるようにこの地域や人々を守ってくださいね。」と話かけては、次の場所へと向かいます。
中には一期一会の神様もいらっしゃいます。人であれ、何であれ出会いがあれば別れもあります。きっとその神様には、そうやって出会った人が刻まれていくのでしょう。私もその長い歴史の中の一員になるになるのだと思うと、感慨深いものがあります。

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 祖父に話を聞くと、祖父の小さい頃は祠の周りに赤い玉がよく  みえたそうです。一瞬背筋が凍る話ですが、どうやら祖父の話  だと人魂ではなく、赤い玉は守り神として森を守ってきたようで  す。祖父はフクロウのことをトーコと言っていますが、トーコもた  くさんいたらしいのです。最近は環境の変化で、えさもなくなっ  たからでしょうか、森にはトーコの泣き声すら聞こえなくなってき ました。そのような寂しい森を氏神様はどのように思っているの か聞いてみたくなります。それでもそこに佇んで見守っている神 様を見ると、頭の下がる思いです。
(トーコ(ふくろう)の住んでいた森です。)

今回は、訪問中に見つけた秋の光景(少し逸脱した部分もありましたが)をご紹介しました。かかし
在宅で療養されている方やそのご家族の方、毎日が慌しく過ぎさっていることと思います。
季節が移り変わるのは早いですね。夏は利用者さんにとって大変な季節だったのではないでしょうか?
もうすぐ冬が来ます。冬も利用者さんにとって大変な季節です。秋の今が利用者さんや御家族の方にとって一番穏やかな季節なのかもしれません。あっという間に時間が過ぎていきます。
こうやって、利用者さんとともに1年が過ぎていくんでしょうね。
     imageCAS7YZLE写真をクリックすると、可愛い河童が飛び出てきます。     
     最後に、運転中に見つけた珍しい河童のかかしでお別れです。
     つたない文章ですが、読んでいただいてありがとうございました。

2012年10月1日月曜日

医療安全管理部・感染対策・褥瘡対策               3部門合同の研修会


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     向って左から                           P1010358
     医療安全管理者兼副看護部長
                     (文責) 片田 淑子

    褥瘡専任看護師
    3東(外科:歯科口腔外科)師長
                             大野 緑

    感染管理認定看護師
                 仮重 喜代美

image4CA8FGIJY         9月3日から7日にかけて、医療安全管理部・感染対策・褥瘡対策の
         3部門合同の研修会を開催いたしました。
         朝、9:30~10:30 昼12:00~13:00 夕17:00~18:30の1日3回
         の受付を行い、参加率は、99%。合計541名が参加いたしました。
         医師が4名参加できなかった事は残念ですが、多くの方に参加して
         もらい感謝☆感謝です。

                 (写真をクリックすると、拡大します。)

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P1010329      厚生労働省から医療安全・感染対策に関わる研修を年2 回、    全職種に対して行う事を義務付けillust243471_thumbられています。
   医療の現場では、医師、研修医、看    護師、放射線技師、検査技師、臨床    工学士、医療ソーシャルワーカ、管理   栄養士、調理師、介護福祉士、看護    補助者、医療事務など、さまざまな職   種が業務を行っています。
それぞれの視点で業務をしているため『共同のテーマ何か』『興味を持って参加できるものは何か』考えて、考えて・・・・
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リスクマネージャーや感染のリンクナースによる活動の発表会(全員に知ってもらいたい事)の場にかえることで、仲間の発表を見に行こうという気持ちで参加してもらえるようになりました。
ここ数年の夏の研修会はポスター発表会にしています。

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                                      line2278今年は、褥瘡対策も加え、多くの職員に多くのline7956
             情報を提供する機会を持ちました。

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チーム医療が叫ばれる昨今。全職員が同じ場で学習できる場面はコミュニケーションの場も作るとてもいい機会になったと思います。