2012年9月28日金曜日

新入職者:宿泊研修を終えて

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 9月21(金)~22日(土)で宿泊研修を行ないました。                               看護部教育委員長
『おおすみくんち』での1泊2日の研修は、平成24年度入職の新人       集中治療室(ICU)
スタッフのリフレッシュと他職種との連帯感を深め合うということを       師長  藤安 友子
目的に実施されました。 imageC7AC3OLUQ

院内の全職種の新人29名が参加し、1日目は、グループディスカッション後、ソーシャルスタイルを判定し自分のスタイル・傾向をみた後、他者への伝達・指導の難しさをゲームを交えながら身をもって感じました。

                            (写真をクリックすると、拡大します。)

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illu34st3508_thumbその後は、グランドゴルフで、罰ゲームをかけてグループ決戦をおこないました。
      晴天で汗もにじむほどの暑さでした。

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その日の夜は、皆でお風呂に入り、裸の付き合いをした後懇親会で楽しいひと時を過ごし、夜は寝る間も惜しんで(?)、色々と話が尽きない夜を過ごしたようでした。


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2日目は、万滝まで片道1時間30分の道のりでしたが、登山をおこないました。imageCAS7YZLE
朝は、雨が降ってしまうかもという不安も持ちつつ出発しましたが、時々小雨が降る程度だったため、雨で濡れる事はありませんでしたが、汗でびっしょりになってしまいました。

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動画image12日間で、普段動かさない身体を動かし運動不足を解消しつつ、皆でワイワイ大きな声を出し、苦楽をともにした仲間意識も芽生え、有意義な時間が持てました。
またこんな機会をもてたらいいねと笑顔で解散した土曜日の昼下がりでした。

2012年9月18日火曜日

呼吸サポートチーム

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                                     大隅鹿屋病院
                                     救急看護認定看護師   中﨑 法子
Ⅰ.発足の動機と経過
当院には、人工呼吸器が通常2種類計22台あります。
2年前人工呼吸器が不足しレンタルが必要な時期がありました。
呼吸疾患の患者様が急に増えたことが原因でした。人工呼吸器使用は、患者様に呼吸を補助するとともに全身に負担をかけ、発声ができない、食事がとれないなど多くの苦痛を伴います。
患者様に苦痛を軽減でき、早期呼吸器離脱を図れるような質の高い看護を提供したいと2010年6月に呼吸サポート準備委員会を発足。 
2011年6月より呼吸器サポート委員会へ変更し、2012年4月より病院の中で呼吸ケアの統一とケアの質の向上を目的に毎月1回勉強会を開催しています。

                                  (写真をクリックすると、拡大します。)

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Ⅱ.現在の当院の呼吸サポートチーム(以下、RST)動画りす56
専任の劉内科医長、入田看護主任、中﨑看護師(救急看護認定看護師・呼吸療法認定士)、小森理学療法師(呼吸療法認定士)、松永理学療法士(呼吸療法認定士)、繁澤理学療法士(呼吸療法認定士)、緒方臨床工学技士(呼吸療法認定士)がチームを組み、他に院内呼吸療法認定士が12名おります。

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Ⅲ.活動内容

RSTは医師、看護師、理学療法師、臨床工学技士4~5名で毎週1回呼吸器使用患者様の回診を行っています。
回診日は午前中に情報収集を行い、午後チームカンファレンス、その後人工呼吸器を使用している患者様の元へ訪問し、担当医(主治医)と連絡をとりながら今後の呼吸に関する方針と計画、病棟看護師や担当理学療法士への申し送りを行っています。

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月に1回各病棟より呼吸器担当看護師参加の勉強会を行っています。
劉(りゅう)RST委員長(内科医長)は忙しい中、勉強会の定期開催に力を入れています。
病棟から患者様の問題点や呼吸器の離脱遅延の情報があると、呼吸に対しての問題点の検討・対策を行う、またSBT等の評価をしています。
病棟からの依頼で、対象者にあったレベルの学習会を行っています。

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Ⅲ今後の目標
人工呼吸器は、呼吸器疾患だけではなく、心疾患、術中術後の呼吸管理など幅広い治療で使用されています。人工呼吸器による合併症は、その後の治療経過に大きく影響を与えていきます。image341
RSTの活動が人工呼吸器の合併症の発生を抑え、人工呼吸器から早期に離脱できる患者のサポート役として、また医療従事者の質向上への手助けとして活動できるように人工呼吸器を治療のために必要とする患者様。しかし、人工呼吸器による合併症も多くあります。
私たちチームは、呼吸器を必要とする患者様に対し少しでも安楽に安全な呼吸器使用ができるように院内の質の向上のために頑張ります。
また、呼吸療法認定士をめざし学習中の仲間もいます。
自己のスキルアップのお手伝いをしながら、私たちも日々進歩する呼吸ケアの学習を行っていきます。

2012年9月3日月曜日

第2回デスカンファレンス by 5階東病棟

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      大隅鹿屋病院
      5階東(内科)病棟
                              師長  永山 アキ
   先日、5階東病棟では第2回デスカンファレンスを行いました。
デスカンファレンスをする事になった経緯は、医師や看護師がめまぐるしい忙しさの中で、いろんな患者さんと出逢い、そして別れがあり、それが避けられない別れであったとしても自分達の医療について振り返りをしたいという思いがいつしか強くなったからでした。

第1回目を行ったときに、必然的にこれは毎月でもやろうとの想いが生まれました。

私たちが定義するデスカンファレンスというのは、亡くなられた患者様に行われた医療の振り返り、そして今後の未来につなぐための勉強会の場です。

           (写真をクリックすると、拡大します。)

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デスカンファレンス前のリラックスしたムード!    知久慎一郎先生の症例提示がスタートすると
今年、5階東病棟に入職した男性看護師です。 
  同時に全員、真剣なまなざしに変わります。 頑張れ!!ナースマン1号・2号♥♥♥                       画像をスライドで見ながら、勉強しました。

8名から成る内科Drのチームと、5階東病棟スタッフが一斉に集結して話合いを行います。
司会は田村 幸大副院長が務めてくださいました。

今回は、知久 慎一郎先生が症例提示をしてくださいました。
患者さんの概要から治療内容まで、検査データや画像をふんだんに取り入れてあり、普段画像などゆっくり見ることも出来ないナースたちは、流れるようなスライドを見逃さないように、みんな真剣に見つめています。
もちろん先生方もですが…。

この事例では気管切開とカニューレについてもレクチャーがありました。
普段何気なく使用している医療器具ですが、こうやって丁寧にレクチャーされると、改めて、その重要性を再認識させられます。

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質疑応答の時間です。                  いよいよ終わりに近づいてきました。
医師と看護師が、お互いの認識にズレが生じな   今回は、お互いの思いを2人で1つのペアに
いように確認していきます。               なり、熱く語り合いました。imag3e

症例提示のあとは質疑応答を行い、未来につなぐために、私たちがすべき事はなにか?
患者の権利の視点を中心に、今回は初めて、看護者の倫理綱領を使用してみました。 
看護者の責務について看護師の倫理綱領を用いて,それぞれの思いをまとめていきます。

       看護者の倫理綱領とはこういうものです。
       日本看護協会「看護者の倫理綱領」ホームページを是非、下記アドレスからご覧下さい。
      http://www.nurse.or.jp/nursing/practice/rinri/rinri.html

5東 007         illust34954_thumb                    話はつきませんが、これからの未来へつなぐために
より良い医療を目指して、
私たちは頑張っていきます。

  医療者として看護者として、明日への使命を再認識し、又一人の人間として
  新たな気持ちで明日からの看護、医療に取り組む決意をしました。 
                                                                                           つづく・・・imagesd16
illust355510_thumb   追記
                                   頑張れ!ナースマン!!
その昔、ナースマン(男性看護師)といえば、精神科専門だと考えられていた時代がありました。
そこで必要とされていたのは、「体力」や「腕力」でした。
また、以前は「看護婦」という呼び名が一般的だったため、男性看護師は肩身の狭い思いもし ていました。ところが、時代は変わりました。
男性看護師はどんどん数を増やし、徳洲会グループの常勤看護師だけを見ても6,562人中573人(約8,7%非常勤及び准看護師を除く)を占めるほどになりました。
この比率は全国平均を大きく上回り、当院でも各部署(手術室・透析室の師長はナースマン)で多くのナースマンが患者様と真摯に向き合い、元気に働いています。