2013年10月29日火曜日

新入職者宿泊研修:国立大隅少年自然の家

大隅鹿屋病院では毎年秋に、新入職者を対象に中間研修の一環として、宿泊研修(一泊二日:9月21日(土)~22日(日))を行っております。図1
沢山の写真で、その様子をご覧ください。

目的:新入職者をリフレッシュさせる。
    同期とのチームワークを強める。
    病院でチーム医療を実践する為の、人間関係
          大切さ必要性について学ぶ。


   田村副院長による講義(2時間30分)
   個人の考え方や反応、感情は大きく4つのタイプに分けられる
   ので、それぞれに応じたコミュニケーション方法を考えよう!!

     1.コントローラータイプ=現実的で統率力がある
     2.プロモータータイプ =創造性がありエネルギッシュ
     3.サポータータイプ  =人を支援することを好む
     4.アナライザータイプ =
計画性があり冷静

   {写真をクリックすると超拡大しますので、是非お試し下さい}

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受講者より
自分の特徴を知り、相手のタイプに合わせてどのようにすれば円滑なコミュニケーションが図れるか、理解できました。
 
早速、自分の部署で生かしていきたいと思います。
 

登山(万滝コース=往復10km 片道約2時間)
   
図2  
    
               部署の垣根を越え、仲良くゴール!

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(標高530メートル:雄大な万滝)



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         山道を声を掛け合い、励ましあいながら頑張りました。

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 懇親会職種が違って、普段は顔を合わせる機会の少ない人も沢山いましたが、同期の絆を
               
深める楽しい会となりました。

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  朝食合宿に来ていた高校生(ラグビー部)や大学生(バスケットボール部)の食べっぷりにび
          っくり仰天!!


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グランドゴルフ
慣れないスティックさばきで、空振り、大振り、珍プレイ続出でしたが、なんと2名
                         の職員がホールインワンを達成しました。

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P1020128  最初は、緊張気味で自己紹介もぎこちない感じ。
  でも、グランドゴルフでの班別対抗戦では競技が進む
  中、すっかり打ち解けていきました。
    
  
研修を通して、部署が違っても心の底から笑える  
    仲間となりました。                    

 
今回の研修で築かれた繋がりの輪は、これからの
  大隅鹿屋病院を動かす原動力となる事でしょう。

  おまけ
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2013年10月15日火曜日

訪問看護ステーション「花みずき」ブログNo24

 {最近、施設への訪問が多くなって思う事}

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                        訪問看護ステーション    
                                      「花みずき」
                   訪問看護師 西門 美津江

 

先日、1人暮らしの高齢の男の方に訪問していたら、実の弟さんと義理のお姉さんが「施設から施設入所の書類をもらって来た」と来られました。
訪問看護で下肢のリハビリを重点的に行っていました。
近頃では、下肢筋力低下が進み、転倒を繰り返され、外出も困難になり室内での生活が多くなっていました。本人さんは、訪問時「昨日も転んだよ。弟が来てくれた。
もう、1人じゃ暮らしてはいけない。朝ご飯もまだ食べていないしお金もない」と自分の家では暮らしていけないことを話されました。
独居であり、病気の不安、下肢筋力低下による転倒の繰り返し、弟さんや訪問看護が来るまでの不安もあり精神的にも弱くなられている…と思われました。i22mage

弟さんは「施設から書類をもらってきた。サインと印鑑が必要だけど、今からその内容を読んでみる。ヘルパーさんの○○加算に同意します。かんとり(看取り)?に同意しますか。よくわからないな。」説明も受けられて書類は貰ってこられてはいると思われるが、本人へ説明されるが弟さんもよく理解されていない為、伝わらない部分が多々あるようでした。
弟さんとの会話を聞いて「これから生活するところも未知の所で、手続きも理解できないところもあるが、自宅で生活できないから、行くしかない、又行かせるしかない」と本人・家族は思われたのだろうと思うと切なさを感じました。

20130919114403私も今は元気で働いているので、老後についてあまり深刻には考えてはいませんでした。誰もが年は取り、何らかの病気をして老いていきます。老いることは、避けることはできません。
まして、大きな病気や怪我をすると、老いる前に亡くなることもあります。私も今年の夏は、手術、入院という思いもよらない経験をしました。手術前はもうこのまま、死ぬかもしれないと思うほどの痛みと吐き気でした。早急に手術をしてもらい、命が助かったと思います。仕事をしていた為、いろんな方にいろいろ良くしていただきました。心から、感謝しています。
本当に「感謝」という言葉につきます。1人で生きているのではなく仲間や家族に支えられて生きているのだと思いました。
仕事を定年したら、仕事仲間とはお別れすることになりますが、家族がいると家族と生活することになります。老後について最近はよく考えます。子供には近くにいてほしいけど、仕事で一緒に暮らせない時もあるし、子供は結婚したら、生活が別なので頼れないなと思ったりします。
老いることの何とも言えない寂しさと死への恐怖もあります。でも近くに子供や孫がいることで、生きることへの支えにもなり元気をもらうことも多いです。imageCeeATQ34UD

この利用者さんは、グループホームに入所が決まり、訪問看護や診療も終了になるため不安も大きかったと思われます。一緒に暮らす家族の支えがないと言われていましたが、利用者さんを支える人は、家族以外にもいると思うので施設入所されても楽しく生活をしてほしいと思いました。

これからも訪問看護で出会う利用者に対して「1人1人の気持ちに寄り添い、思いを引き出せる看護をしたい」と再認識しました。