2012年3月30日金曜日

大隅鹿屋病院 訪問看護事業所ブログ⑧

「もしかして訪問看護は、私にとって天職!」                     

                           大隅鹿屋病院 訪問看護事業所P1000789
                                    
訪問看護師 小川 小百合
(今回のブログは出演者のイメージで、毛書体にて入力しています。)

はじめまして!
「訪問看護がしたいです。」と面接を受けた事がきっかけで、
親子ほど年の差のある年下の先輩方にしごかれて、老いた
身体にムチを入れて頑張っています。(笑)
若いスタッフが多いことにびっくりしたと同時に、頼もしく感じて
「この人たちと一緒に働きたい!」と思いました。
看護職歴は21年ほどですが、そのうち年間は大隅地域の病院で訪問看護に携わっていました。
その頃から、訪問看護って利用者の”生き様”をみせていただいているのだなぁ。
それまでのその人なりの生き方があって現在、”今”がある。
この一番大事な時期を”一緒に寄り添える仕事”なんだなぁと。
もしかしたら私にとって天職なんじゃないかと思ったとき、一瞬目の前の扉がパアーッと開かれた感じがして、身震いしたことを覚えています。
 

            {若い先輩方と申し送り}
P1000791
入職して3ケ月が経とうとしています。
訪問看護を通して自分探しというか、自分の在り方・生き方を問われている、自分を見つめ直すというチャンスを頂いているなぁと感じています。

スタッフ
小川さんって天然が入ってますよねー
    見た目もそんな感じですけどー
スタッフ家でもそうなんですか?!
            小川) う~ん 自分では気づいてなかったんですけど。確かにおっちょこちょいであわてんぼうかな。家でもこんなんです。
物にもの申したりつぶやいてますね。(笑)
帰宅したら玄関で「ただいま~、ふう疲れた~。今日も頑張った~。」と部屋に声掛けします。人は誰もいないけど部屋の物たちに「今、帰ったよ。」と声掛けしてます。
電子レンジが”チン”といえば、「ハイハイ、今行きます。ありがとう、温まったかな?」
洗濯機が脱水完了したよとブザーで知らせれば「ハイ、ありがとう。ご苦労様、今とりだしますよ~。」といった具合で、つぶやいてます。 変ですか?
職場でも何かひとりでぶつぶつ言っているとか言われています。
あれは”復唱”してるんです。物忘れをする年頃なんで。
確認作業の一つですから心配しないで下さい。(怒~笑)
こんなふうに周りの環境にも慣れて、みんなから興味を持って頂いて、声をかけてもらえるようになりました。ウレシイデス。(笑)

 P1000787   {今日も訪問看護車に乗り込んで、元P1000785気良く発車オーライ!}


 

 

 

 


ここで感じていることは、毎日が”学び”だなということです。何かしら新しい情報が飛び交っています。それをうまくキャッチしていかないと、スタッフみんなの足並みが揃わないのです。
運動会の種目にある2人3脚というか、うちはスタッフ8名なので8人9脚というのでしょうか。いやDrやリハビリ・事務・ケアマネ・病院職員etc・・・も入れると大変な数ですが・・・。
とにかく8人9脚、私ひとりがつまずくと他のスタッフ7名も前に進むことは出来ません。
だからチームワークが大事なんです。
だからスタッフ一人ひとりがとても貴重で大事な存在なのです。
訪問看護のスタッフは、みんなそれぞれ個性的で魅力的な人たちばかり。
自分に無いものを持っている人たちばかりなので、興味津々です。
その中に私のような者が入っていいのか?!よく分かりませんが、早くみんなと足並みを揃えて歩き出せるように頑張っていきます。
みんなに必要とされる訪問看護師になりたいです。
これまで巡り合った方との”御縁”を大切にして、これから出会うであろう”御縁”を楽しみに、
利用者の方の
『ありがとう、来てくれて。また来てね。』
『待ってたんだよ。来てくれると安心するよ。』
の声を励みに                                            
今日も訪問看護に『行ってきます!』おがわ

たまひな                                                                ( 子供の入学式にて、おすまし顔の私です。)