2013年6月28日金曜日

看護学生臨地実習=ICU編

P1010772


image

         

                        

              
          大隅鹿屋病院
          ICU(集中治療室) 看護師
          臨床指導者  下園 真由美

今年度も臨地実習が始まり、朝礼で学生さん達の挨拶する姿を拝見しました。
その姿を見ると緊張がこちらにも伝わってきました。

病院で臨床指導に関わるスタッフも今回から初の統合実習が加わり「実は大変・・・」・・・どう時間配分していくか、各病棟間で統一した指導も必要だし・・・事前に何度も委員会で話し合い、学校の先生方にも話しを聞きながらのいよいよスタート!

                    {写真はクリックすると、拡大します。}
ICUのベッド周りは、医療機器で
   埋め尽くされています。

IMG_1042 
         学生さん達も実習前・実習中と何かと大変でしょう・・・ 
    
   勉強も大変でしょう、患者様とのコミュニケーションや病院のスタッフとの
   関係も気になるところでしょう。

 とにかく大変・大変・大変かもしれませんが、やっぱり看護っていいなぁと
 思う実習にして欲しいというのが、
指導者の願いです。

 

IMG_1048

IMG_1060

 

 

 

 

 




実習中に患者様から(学生に必要な情報)聞きたい事や聞かないといけない事があると思います。でも患者様の話したいこと、訴えたい事は違う事も実は多いのです。そのすれ違いを上手く聴くに変えることが出来る・・・そう出来るように導くのが指導者の役目で答えを出さずに答えに導く・・・これが難しい・・・

どの学生さんにも個性がある。良い所を伸ばしていけるように関われば、きっと・・・ステキな未来の看護師さん・・・頑張ってね。という気持ちで関わっています。

IMG_1061

IMG_1050

 

 

 

 

 


 

頑張ってる学生さんへ・・患者様に向き合う為には体調管理は必須ですが、人に向き合うには自分の心のケアも大切です。技術は磨けますが、心はなかなか磨けません。
心を磨くには自分の好きな事をしたり、見たり、何かに(例えばスポーツ)集中するもよし、映画で感動するもよし・・・自分の時間を大切にすることです。
そんな時間が必要です。一緒に実習乗り越えましょう!

2013年6月17日月曜日

季節は過ぎましたが!!

訪問看護ステーション「花みずき」ブログ⑲P1000948

「ダンマエビillus飛ぶ鳥動画t4614gと、在宅の接遇について」          

                             
 
             訪問看護ステーション
             「花みずき」
             訪問看護師 西門 美津江

4月は、若葉の緑が目にも鮮やかに、木々も芽吹き新緑の葉が茂り吹く風も柔らかな季節です。
1年間で私の1番好きな季節です。

以前訪問させていただいた方の家の近くまでドライブをしてみました。
その方は「家の前の川にはダンマエビがいるよ。昔はよく捕まえていたが」と笑顔でお話しをしてくださっていました。
ダンマエビに会えるかなと教えてもらった川へ行き石を持ち上げると小さなハサミを持った小エビが石の下に隠れていました。エビがいた時は子供と大はしゃぎをしました。
「ここは良いところだよ」と言われた通り空気も水もきれいなところでした。
訪問看護で働いていると、利用者・家族からきれいな景色を教えてもらえ得した気分になります。

3 {ダンマエビ}とは
「テナガエビ」の事を、私の住んでいる鹿児島では[ダンマエビ]と呼びます。

250px-Macrobrachium_nipponense_by_OpenCage

imge8887f1e125ekf

 

 

 

 



幼いころは、夏場、川遊びの子供たちが網ですくって遊んでいる光景が、一般的でした。
塩茹でや、油でカラッと炒めても美味しく頂けます。
カリッという歯ごたえがなんともいえず、ビール好きには、たまらないつまみです。


訪問看護に平成21年11月から異動になり、訪問看護は在宅の中に入っていくのだから話し方、身だしなみ、マナーは大事なことだと再認識しました。
初めての所に訪問する時は自分のマナーは良かったか心配になるときがあります。
そこで今回は接遇(マナー)について振り返ってみました。

訪問看護研修ステップⅠの訪問看護概論の講義の本にこのように書いてありました。
訪問看護の理念の1つに、生活を中心とした看護の視点、訪問看護の特徴は生活の場での看護活動であるということである
つまり、家庭とは疾病の療養が第1義に置かれるのではなく、家族構成員それぞれのライフサイクルに沿った24時間の家庭生活や、社会生活の基本となるところである。
しかも家庭は社会に閉じられたきわめてプライベートな場であり、個々の生活には連綿とした家族の歴史があり、長年培われた生活習慣が大きい位置を占めている。

訪問看護師の介入がいかに専門的なものであれ、利用者の生活を尊重した振る舞い(マナー)でなければ利用者から受け入れられないばかりか“生活を踏みにじられた”というようなネガティブな印象を持たれ、看護の展開に支障をきたすことも少なくない。
経験のあさかった頃の私は新しく受け持った利用者さんより「担当をかえてほしい」と言われたり、訪問中止の連絡を受けたりしショックでしたが、研修を振り返り自分を改めないといけないのだと思いました。

1

2












5年も経ちますが、印象に残った研修があります。
田中恵子さんの接遇マナー研修です。
接遇は幸せをもたらす種のようなもの。患者さんとご家族もちろん、仲間にも真心をこめて接しましょうと言われていました。接遇の対象は、患者さんやご家族だけではありません。
いい仕事をするには働く仲間も大切ですから、仲間にも接遇をしてほしいと思います。
もちろん業者や売店の人にも一緒に病院をよくしていくには、私たちを取り巻くすべての人々に接遇が必要です。接遇は、人と人がより良い関係を作り出す基本となるものです。とも言われていました。研修内容を振り返り接遇に関する本を読み良い仕事と仲間作りに日々励んでいます。
それが「自分の成長にもつながっている」と感じている今日この頃です。

2013年6月5日水曜日

心臓血管外科の若きウルトラマン

017[1]

  P1010735

 

     

                    大隅鹿屋病院
                    4階東病棟 49床 
                      (循環器内科:心臓血管外科) 
                看護師 下津佐 恵   


 (写真はクリックすると、すべて拡大致します。)

当院のブログを見ていただき、ありがとうございます。

今回は私が勤務しております、心臓血管外科の若きウルトラマンについて書かせて頂ききます。

心臓血管外科は、当院の副院長でもいらっしゃる中山先生、本年度より鹿屋に来ていただいた古賀先生、一番若い迎先生、そしてこの度4年ぶりに鹿屋に帰ってきて頂いた、田中先生の4人で大隅半島の心臓血管外科として頑張っております。

  
アイフォン画像 256   そう、この田中先生、初めて鹿屋に来たのは5年前。
   心臓血管外科の一番若手として来られました.

   以前は,朝から手術,夕方は病棟勤務,夜は当直と・・・
      先生はいつ家に帰っているのだろうと、思うことが多々。
   
   でも、患者さんの件で連絡をするとすぐに病棟に来てくれる。
   頼りになる。気兼ねなく声もかけられる。フットワークの軽い
   そんな田中先生は看護師さんからも大人気なんです。
     1794722q[1]
動画image1こちらは、先日病棟の看護師を対象に行われた勉強会の一面です.
一つ一つ丁寧に、話をしてくださる田中先生。
丁寧な仕事、患者さんへの易しさ,看護師への対応、4年経った今も、以前と変わらない先生の姿に、私自身鹿屋に来たときのことを懐かしく思い、初心を思い出す毎日です。

あ!田中先生が変わった事といえば・・・
髪型が変わっていました.ウルトラマンヘアーが、少し延びていましたね!!

呼んだらいつもすぐに飛んで来てくれる田中先生。
心臓血管外科医は、仕事がないほうがいいのです.
それは、心臓の手術を受ける患者さんは、少ないほうがいいです.
でも、もし心臓の手術をしなくてはならないときのために、日々心臓血管外科医として田中先生は成長中です!!アイフォン画像 262
               最期までご覧いただきありがとうございました。
       ❤ ◆ では最期に、田中先生と我が4階東病棟一同でパチリ  ☆ ★