訪問看護ステーション「花みずき」ブログ：２７

                        “前向きに仕事をしよう！！ 
 
　   
                                                                                                                訪問看護ステーション
                                                     「花みずき」
                          訪問看護師　　野間川内　有紀

訪問看護[花みずき]では、朝のカンファレンスで、前向きに仕事が出来るようにと、管理者が『ポジティブカード』準備して下さっています。

各自、朝カードを引き、カードに何が書かれていたか、カンファレンスで発表しています。
カードには日頃、自分では思いつかないような言葉や、思わず納得してしまう言葉など色々あるのですが、さすがポジティブカードと言うだけあり、元気がもらえたりする言葉がたくさんあります。

　　｛写真をクリックすると、拡大して「ポジティブカード」のメッセージがご覧になれます｝

 

 

 

 

 

　私達は、生活や仕事をしていく中で、多かれ少なかれストレスを受けながら生活しています。
　「身近な人の死」「リストラ」などの悲しい出来事や、「結　　　婚」「昇進」といった嬉しい出来事からもストレスを感じているそうです。時に多いのは「人間関係からくるストレス」と「環境の変化からくるストレス」だそうです。
　過度なストレスが、引き金になって、うつ病になることもあるともあると考えられています。　
　最近では『介護うつ』と言う言葉も聴きます。
時には、テレビで介護うつによる、悲しい出来事がニュースになっています。

介護を始めると、上記にあるように、環境が変化します。今までは一緒に住んでいなかった、家族と住む事になったり、起きる時間や寝る時間が変わったり、入れ替わり立ち代り介護ヘルパーが来り、訪問看護がきたりします。人間は期間が限定されているストレスには耐えることが出来ますが、介護のように、先が見えないストレスには弱いそうです。

　訪問先で家族などが、介護に疲れている様子の時もあります。どんな言　　葉をかけてあげればいいだろう？どうすれば、息抜きや休む事ができるだ　ろう？と考える事も少なくありません。
　現在の制度では、在宅介護の全てを介護保険での範囲でおぎなう事が、　難しい時もあります。せめて、訪問看護で介入した時は、気を休めていた　だきたいと思っています。
　介護のストレスが少しでも、発散できるように、悩みを話していただけるよ　うな、関わりができるようにと考えています。まずは「私達が前向きに、元　気に仕事をしていかないといけないな」と思います。「元気がない看護師　　さん」なんて嫌ですもんね。