入院中の患者様にも、退院後の生活が不安なく送れるように関わりを持つとともに、要介護Ⅰ~要介護Ⅴまでの方を対象として、支援サービスを行っています。
大隅鹿屋病院
居宅介護支援事業所
副主任 山本 利明
居宅介護支援事業所は、6名のケアマネジャーがいます。私たちケアマネジャーは介護保険制度の中で、在宅生活されている高齢者の方々が介護保険の在宅サービスを利用する際、利用者と面談し心身の状態の確認や困っている事などを聞きます。次に居宅サービス計画書を作成し自宅でサービス事業所の担当者を呼び担当者会議を開きサービス利用を開始します。サービスが開始されると定期的に利用者の自宅に行きサービス利用状況の確認や感想など聞きます。
(写真はクリックすると、拡大します。)
(利用者様・第一優先をモットーにしています。)
ここ数年相談が多くなってきているのが末期がんの患者さんです。介護保険というと高齢者の老いに対する手当てと考える方もいますが、末期がん患者様もサービスを受ける事ができます。
末期がんの方が「家に帰りたい」という思いを私達は適えるため、介護保険が提供するサービス内容から適切な情報提供を行い、そして何よりも医療従事者と在宅生活をつなぐための橋渡しをしています。
事務所では、ケアプランの作成・訪問記録等 リハビリスタッフと、ADL等退院後の確認
の処理を致します。 調整を行います。
鹿屋市:肝付町:東串良町:大崎町の利用者 様のご自宅を訪問し、医療従事者と在宅生活 をつなぐ橋渡しをしています。
以前、夜にご家族と話し合いを行っている最中に「今すぐに病院から連れて帰りたい」という希望を告げられ、病院側へ情報伝達をしたところ、病院スタッフが迅速に対応し、実現へと働きかけができました。「終末期を迎えた方の希望を適えたい!」その思いが患者様を取り巻く全ての人を動かす原動力となる事を改めて痛感しました。このことをいつも心に抱きながら在宅生活が、より快適で有意義な日々を送れるようにこれからもケアマネージメントに取組んでいきたいと思います。
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