私の最近の疑問 『夫婦とは?』について、考えてみました。
大隅鹿屋病院 訪問看護事業所
訪問看護師 野間川内 有紀
のまかわうち
日に日に暖かくなり、訪問している車から見る景色も、新緑が眩しい季節になってきました。訪問看護のブログは、順番で担当がまわってきます、皆一回りして、私は2回目のブログの当番が回ってきました。
みんな、訪問看護のすばらしさを皆さんに知っていただきたくて、ブログも訪問看護も頑張っています。さて、今回のブログは私の最近の疑問『夫婦とは』について、お話させていただきたいと思います。大隅鹿屋病院に入職し、訪問看護に携わって約2年が過ぎようとしています。
そして私事ですが、結婚生活も2年が経過しようとしています。結婚当初は、まさか 自分が結婚するとは、思いもしていなかったものですから、夫婦というものに“ピン”とこない日々が続いていました、ある日 旦那さんに聞いてみました「夫婦って何なのかな?」すると答えは…「最後に分かるんじゃない」との返答、私の頭の中には「???」最後っていつ?最後に何が分かるの?とモヤモヤした気分になった事を覚えています(笑)。
結婚式に夫と2人で読みました。 まだ、2回しかはめていない結婚指輪
今もこの言葉を大切にしています。
訪問看護に携わる中で、多くのご夫婦に会ってきました。ご主人を一生懸命 介護されている奥さん、反対に奥さんを一生懸命 介護されているご主人、お互いに持病を抱えながらも支えあって生活しているご夫婦、時には夫婦喧嘩の話も聞いたりして(苦笑)、夫婦の大先輩方を目の当たりにして、人生の先輩として、本当に多くのことを訪問看護中に学ばせてもらっています。自宅で介護していくということは、24時間 介護に携わらなくてはいけません、
高齢化社会の中、老々介護の状況も増え、介護者が体調を崩すことも少なくありません、それでも「結婚して60年以上一緒に過ごしてきたからね」「苦しいときも、楽しいときも、一緒に過ごしてきたからね」という話を聞くと、結婚して2年の私は、まだまだ夫婦としてスタートラインに立ったばかりなのだと、考えさせられます。
私の旦那さんの言った『最後』の意味は、実は奥深いのかも知れませんね(本当は何も考えてなかったりして?)。これから、20年あるいは50年後 私は「夫婦とは何か?」と言う疑問の答えを出せているかは、分かりませんが… 訪問先で出会った夫婦のように、夫婦でお互いに足りない部分を補い、支え合い、助け合って、夫婦生活を過ごしていると思います。いや、そうなりたいと言う願望かな(笑)。
旦那様から頂いた結婚記念 結婚記念に、妹が手作りでウエルカムベアーを作って
プレゼント:熊のぷーさんです。 くれました。
結婚1年目は紙婚式・2年目は綿婚式と言うそうです。結婚2年目の記念に何を買おうか悩んでいる、訪問看護2回目の春です。
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