地元の高校2年生(2名)が、大隅鹿屋病院の看護体験学習(3日間)に来られました。お2人とも将来の夢は、看護師になる事と笑顔で答えてくれました。
3日間のスケジュールも、夢実現の参考になればと組みました。少しタイトな日程となりましたが、お2人とも真面目に、尚且つ積極的に取り組んで頂きました。体験先の各部署リーダーからも、お2人の看護師になりたいという情熱が伝わり、説明する時間が足りなかったとの声も多数聞きました。
(血圧測定体験) 聴診器で、心臓の音も聞きました。
放射線機器見学
(C T)
MRIから、放射線機器全般の見学及び
画像(3Dの立体画像)の見学をしました。
検査機器見学
輸血の説明
顕微鏡の見学
エコー(超音波検査)見学
心臓・腎臓・肝臓。そして血液の流れ を赤と青の色分けで見学しました。
眼底検査の体験
(自分の眼底写真を撮りました。)
医療機器説明
ME(臨床工学技師)より医療機器の説明を聞き、実際に酸素マスクをつけて体験しました。
OPe室見学 滅菌ガウン・滅菌テブクロの着用を体験しました。
看護体験
点滴・注射針の取り扱いと、包帯の巻き方の体験をしました。
ドクターカー見学
救急車より大きなドクターカーは、心臓病の患者様を搬送する時に機械を積んだり、車内で治療をするために作られていることを、教わりました。
保育所見学
病院の保育所を見学し、看護師の子供さんと遊びました。24時間体制の保育所があることは知りませんでしたが、当直の時も安心して働けると思いました。
その他、通所リハビリでお年寄りの方とレクレーションをしたり、ICUの見学、パソコンの取り扱い、AEDの必要性についてのビデオ鑑賞。治験についての勉強、栄養指導、医療事務、総務事務、教育研修事務、情報管理業務、医局秘書業務等の体験をしました。
最後にお2人が、3日間の看護体験学習後に書かれた感想文の一部を抜粋し紹介します。
看護部長の重田さんからお話を伺った時、私と同じ気持ちになった言葉があります。それは、「患者様が病院に来たときよりも、少しでも気持ちが軽くなって帰られてほしい」という言葉です。また、そこに患者様の笑顔や「ありがとう」という言葉があると、こっちまで明るい気持ちになったり、頑張ろうと思う気持ちになるのだと思いました。
中略
そして、看護は”チーム医療”という事を改めて実感することが出来ました。医師が一人いても、看護師が一人いても、それを一緒にしていく仲間がいないと、医療はなりたたないと思いました。
中略
この看護体験のおかげで、、ますます看護師になりたいという思いが強くなりました。その夢を叶えるためにも為にも、これから頑張っていきます。
3日間、有難うございました。
看護体験初日はすごく緊張しましたが、院内に入り廊下ですれ違う職員や、患者様に挨拶をすると、笑顔で挨拶を返して下さり少しずつ緊張がほぐれて今では緊張なんかしていないと言える位、本当に看護体験が楽しかったです。
中略
この3日間、院内の色々な所を見学させてもらい、本当に嬉しかったです。
OPe室やICU(集中治療室)、ドクタカーなど、めったに入ることの出来ない所まで案内して下さったので、思わずテンションも上がってしまいました。
中略
将来、自分の目指す看護師は、患者様の気持ちになって、患者様が何を求めているのかなど、全体に目を配れるそんな看護師になりたいです。
3日間、色々な事が学べ、知ることが出来ました。今後このような体験をすることがないかも知れません。本当に貴重な体験を、有難うございました。
今回の看護体験学習が、お2人の看護師になるという夢の実現に向けて、参考になれば幸いです。3日間、お疲れ様でした。
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